うおのめ・たこ
うおのめ
「うおのめ」(鶏眼:けいがん)は、通常、大人の足の裏や趾(ゆび)にできる、直径5mm程の角質が厚く芯のようになったものです。くいこんだ角質の芯が神経を刺激して、歩行時に痛みを伴います。
たこ
「たこ」(胼胝:べんち)は、ウオノメと同じように、慢性の刺激を受けて角質が分厚くなる病気です。
タコは足の裏以外にも、生活習慣などにより、体の他の場所にもできます。ペンダコ、座りダコ、子供の手や指の吸いダコもあります。治療は、医療用のハサミや、カミソリで削ります。
「うおのめ」や「たこ」を治療しないと、それをかばって歩くことにより腰痛などが生じることがあります。
また、糖尿病やリウマチなどの基礎疾患をお持ちの方は、うおのめ、たこから感染をおこし、潰瘍をつくることがあります。重症化する前に、早めのフットケアが大切です。
子供の足の裏には、ウオノメそっくりの「ウイルス性のイボ」ができることがあります。「ウイルス性のイボ」はうつって広がります。間違えないように治療することが大切です。